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2011年2月

2011/02/26

鳥居 恵子

以前から不思議なレディ・オーラを漂わせる女性だと思ってた・・・ドレス・アップした彼女は、優に2倍はレディ・ビームを放っているようだ。ブルーのドレスの露出度は3倍ほど、髪は普段の4倍はカールして、いつもの数倍いいオンナだ。(普段から素敵ですよ、誤解のないよ〜に!)

今夜はオシャレな銀座のジャズ・カフェでライブ・・・そして、ぼくのカメラの標的にされることは重々承知であるから、気合いが入っていると思われる。

で、こんな写真が撮れた。(譜面を持ってるのは歌唱指導中のため・・・全員で楽しく合唱中!だけど目は先生の目になってる。胸元を隠してしまったのは残念) 画像の一部が二重三重にダブって不思議な感じなのは、タイル状に貼られた壁面の鏡の中を撮ったから・・・少し滲んだソフト・フォーカスになったのも効果的だった。(この手はまた使えるぞ)
0031 しっとり&しっかり聴かせる実力はさすが!、ウイットに富んだトークで会場を笑顔で満たした(外は寒いけど)温かい夜になった。

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2011/02/25

ジョージ・シアリング(バードランドの子守唄)

0030a ぼくが生まれた頃に作曲された"バードランドの子守歌"、ジャズ好きなら知らない人はいないほどの名曲。

作者のシアリングは、ジャズ・クラブ "バードランド" のステージ最後のナンバーとしてよく演奏したらしい。

"バードランド"は、マンハッタンの52丁目にあった店で、名前を挙げたらキリがない往年の超ビッグ・ジャズ・ミュージシャンが出演し、多くのライブ録音の名盤を残したジャズ・クラブ。

106丁目で営業を再開('86年)、そして44丁目に移転した今も人気のジャズ・スポット。(HPに行くと子守歌聴けます)

"子守歌"が頭の中を廻り始めると、"ジャズ・クラブ"の想い出がよみがえり、"ピーウィー"の甲高い声を連想したりもする・・・当初の店と違う事は分かってるけど、あのフラミンゴのようなネオン・サインはど〜もしっくり来ない。
(1919年8月13日生まれ~2011年2月14日没91歳)

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2011/02/23

MIWAKO

0029 初めて買ったレコードが"泳げたいやきくん"だった少女が、何でアルト・サックスに手を出し、どんなきっかけで「パーカー・パーカー」言い始めたのか・・・中学生の頃、始めて買ったレコードがニニ・ロッソで、高校の入学祝いに買ってもらった万年筆がパーカーだったぼくにも、まったく想像つきません・・・

少女の頃"泳げたいやきくん"を買った"MIWAKO"を始めて聴いた。

おとなしそうな顔して、そんなに激しく演っちゃうのか! やさしそうな顔して、そんなにバリバリ吹いちゃうのか!

「こきりこ」をそんなふうに演って、富山県人に怒られないのか?(聴いた人にしか分からんか、スマン)・・・富山県人が喜んでるのか、そりゃよかった!

※「こきりこ」は富山県五箇山地方の民謡、"MIWAKO"は富山県出身で、激しいばかりでなく、美しいオリジナル・バラッドもしっとり聴かせてくれました。

MIWAKOの新譜は "Diamond Spectrum" ・・・奇しくも今日は 2.23 富士山の日

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2011/02/17

寺村 容子・森 里子

すごく優しい感じのピアノを弾く人だなぁ・・・と聴いてると、ふっと気付いた・・・

音楽的な知識が無いからよく解らんが、気のせいかも知れんが・・・"寺村 容子”の左手はちょっと違うぞ・・・左手がメロディ弾いてるぞ・・・

左手の音だけに聞き耳立てても、ちゃんと美しい旋律になってるぞ・・・不思議だ・・・コードを叩くばかりじゃなく、もう一人の寺村 容子と2つのメロディ連弾してるみたい。(この人の頭の中は一体ど〜なってる?)
0028a_2 0028b 森 里子はちっちゃい体で、時にアグレッシブにエッヂの立ったヴァイオリンを弾く。エッヂも立ってるけど、小指も思いっ切り立ってたから、フォーカスしてみた・・・ちょっとピント外した・・・まいっか!(容子ちゃんは薬指立ってるし、今回は指立てシリーズ...)中指を上向きに立てないようご注意下さい。これは大丈夫です〜ハイ

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2011/02/14

My Funny Valentine

マイ・ファニー・ヴァレンタイン・・・マイルスもいいけど・・・まず一番に思い浮かぶのはチェットです。

写真向きじゃない変顔で、全然いけてない恋人ヴァレンタインをぼろくそに言った後で、それでもそのままでいて、と歌っています。

0027よほど気心の知れた仲なら大丈夫でしょうけど・・・相手を選ばないとケンカになりそうな歌です。

チョコレートと一緒にこの曲を贈る時は、どうぞご注意下さい。

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2011/02/10

JAZZ STREET

朝日新聞社が提供するweb情報サイト内のコンテンツ「JAZZ STREET」・・・「マイルスを聴け!」の中山 康樹氏をはじめ、錚々たるジャズ系執筆陣に混じって「ジャズ・フォト・ギャラリー」のページを担当させていただいてます。

ビル・エヴァンスから始めて、ブレイキー、ロリンズ、ガレスピー、ハービー、チック、勿論マイルス、etc.etc... 撮影時のエピソードや無責任な解説を交えながら大物ジャズ・ミュージシャン達のポートレイトやステージ・フォトをたっぷりご覧いただけます。

今回は28人目、トニー・ベネットをアップしました。
→ → http://astand.asahi.com/jazzstreet/gallery/
0026_2 ※サンプル・ページ以降は有料コンテンツになります、有料ですが優良ですのでご勘弁を・・・どうぞお楽しみ下さい。

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2011/02/08

"Fellows"

0055_2 上質のオーディオ・システムを備えた、カフェ・ラウンジ"Fellows"

存在感のある"ALTEC"スピーカー・セットの間に置くには、やはり圧倒的な存在感の、これしかなかったと言うオーナーの秋山 義之氏。

5年前"Fellows"をオープンするにあたって、白羽の矢を立てたのが、このマイルスの大判写真パネルだった。一方、ぼくは事務所の模様替えの為に、このパネルをオークションに出品譲渡してから、遠い地のジャズ・バーの事はすっかり忘れていた。

マイルス・デイビス写真展を機に知り合ったベーシストの高橋 節が、小山のライブ・ハウスにぼくの写真パネルがあった事に驚き、更にそのオーナーと懇意だった事から、仲を取り持ってくれ、秋山氏とぼくの5年越しの初対面が実現した。

こだわりのオーディオの話、特別なクルマの話、魅惑のダイビングの話、幻のギョーザの話、そして素晴らしい写真の話・・・きちんとしたスーツ姿の秋山氏と、汚い身なりのぼくとの会話は最終新幹線の時間ぎりぎりまで、とんとんと弾んで小山の夜は更けたのだった。

※汚い身なりなので、ぼくの写真は見せません。どうしても見たい人はマッキントッシュ・オーディオのホームページに近日公開予定(今回の初対面訪問は、対談取材を兼ねていました。公開されたらお知らせします。)

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2011/02/05

早坂 紗知

ほっそい体から、何でそんなゴッツい音出んのさ!?アルトに見えるけど、ちょっと太めに特注じゃね?そのSax・・・な感じの紗知さんです。

そんなぶっとい音だし、時にアグレッシブな演奏なもんで、ひょっとして難しい人かな?恐い人かな?とちょっとビビリながらお会いしました・・・良かった、すごくいい人でした、とても優しい母さんでした・・・すんごい演奏でした・・・
0054a_2 0054b_2

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2011/02/01

マイルス・デイビス写真展

銀座のジャズ・カフェ"BlueEyes"で開催した「マイルス・デイビス写真展」の会期を好評のうちに終了しました。

マイルス・トリビュートを織り込んで演奏してくれたミュージシャン達に感謝です・・・ぼくのトークショーに、そして、会期中5夜のライブにおいでいただいた多くの方々に感謝感謝です。

絶版した写真集「MILES SMILES」をお買い上げいただいた方、残りわずかのため出し惜しみしてすみません、価格高騰すみません・・・予定数を完売しました、ありがとうございました。

額装プリントをお求めいただいた方、オリジナル・プリントの価値を(予想外に)若い世代が認めてくれている事に正直驚き、同様に、多くの若い年代がジャズ・ライブを楽しんでいる情景を見てとても嬉しく思いました。

少しジャズ界から離れていたぼくですが、これに気を良くして、"BlueEyes"のご厚意に甘えながら今後も「何か」をここでやらせていただこうと模索しています。どうぞご期待下さい、応援ください、ありがとうございました。
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