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2011年3月

2011/03/30

マイルス・デイビス 画集「帝王」

義援金や物資の提供、節電協力などは個人的にまず出来ること、企業や団体はそれぞれの専門分野で、タレントやミュージシャンはチャリティやグッズ販売や音楽配信などで災害支援の枠をどんどん広げています。

ぼくは写真屋として、「出来なかった卒業式に替わるせめてもの想い出作り」や「破れた想い出写真の修復」をしようと思い立ったのですが・・・
0043 ・・・もうひとつ・・・

マイルス・デイビス 画集「帝王」を(ぼくの個人ストックから)震災支援のための特別価格で販売します。

簡略化のため、消費税・送料・代引き手数料すべてを含む価格4千円。(収益を全額寄付し、後日このブログ上にお知らせします。)

住所・氏名・電話番号など必要事項をメールでお知らせ下さい。お申し込みはメールのみ、お届けはヤマト運輸「宅急便コレクト」(代引)のみとさせていただきます。

お申し込みメール:whisper.notアットmac.com (アットを@に置き換えてください。)

没後1998年にリットーミュージックから発売された第1版。
A4変形サイズ、104ページ。演奏シーンやポートレイトなど写真も併録、販売時は定価3800円。
現在は絶版、書店では買えません。(amazon の中古価格では¥4,115/2011.3月末) お届けする書籍は新品です。

 音楽シーンに、そして多くのミュージシャンに多大な影響を与え壮絶な生き方でその一生を閉じたジャズの帝王マイルス・デイビス。マイルスほど不思議な力を持った人はいない。彼の目は非常に厳しく、この世の中を正確に見つめている。そのインテリジェンスが常に新しい世界を生み出したのだろう。<日野皓正>

(c)1994. Estate of Miles Davis/Marland Co.,Ltd./ Whisper not Co.,Ltd:Shigeru Uchiyama

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大切な写真

寄付や物資の提供、献血、節電・・・技術や知識を持つ人、団体や企業はそれぞれの専門を生かして、様々なかたちで震災支援の輪が広がっています。・・・写真屋に出来る事、ありませんか?
0078_4  - - - - ありました! - - - -

「傷んだ写真、修復します。」

と言っても、想い出の一杯つまった大事なアルバムを無くしてしまった方が大勢いるんだと思います。残念な気持ち、悔しい気持ちを思うと悲しくなってしまいます。

でも、そんな想い出の記録を何とか取り戻せたひと、傷ついてしまったけれど、どうにか探し出せた人・・・破れてしまった、汚れて折り目がついた、濡れてシワシワになっちゃった写真あったら、修復します・・・もちろん無料です。

破損の程度によってどこまで出来るか分かりませんけど、やってみましょう!
「修復したい写真」と「切手を貼った返送用封筒」、「ご希望メモ」などを郵送して下さい。

注意事項を大まかに説明します、詳しくは直接お問い合わせ下さい。

1)大事な写真ですから必ず(往復とも)書き留め郵便で。写真額や台紙、アルバムに入っているものは写真プリントだけをお送り下さい。郵送中の事故保証はできません。

2)写真サイズは最大「六ツ切」(だいたいA4ぐらい、おひとり3枚まで)まで、元のサイズと同じ大きさの修復プリントを作成します。(元写真より大きくはできません、小さくしたい場合はご指定下さい。)

3)破損の程度により、完全に修復できないかも知れません。(枚数によって)作業時間が予測出来ませんが、およそ3週間ほどでお返し出来るよう頑張ります。

被災地の状況やそこにいる方々の環境が分かりません、このブログを見たり、見て知っても破れた写真のことより先にやるべき事が山積みかも知れません。それどころじゃない!とお怒りの方、お許し下さい。

どれだけニーズがあるのか分かりません、こんな事が災害支援と言えるかどうかわかりません。・・・でも、少し余裕ができたら思い出してください、「写真」と言うかたちの想い出の価値を大切にしたいぼくの気持ちを。

問い合わせ、ご相談はこちらへどうぞ。(送付先も)
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-27-22 (株)ウイスパーノット
Tel : 03-3448-1670 mail : whisper.notアットmac.com(アットを@に置き換えてください。)

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2011/03/12

祈る

人間の無力さを思い知る    ・・・ただただ祈る・・・0042c

("whisper"の家族スタッフは大きな被害なく無事です、ありがとうございます。)

追記:首都圏は一部平静を取り戻したかに見えますが、買い溜めや物不足、停電や交通の混乱など新たな問題も・・・

被災地の事態は調査が進むにつれて益々深刻、不安要素も沈静できず今後の影響も計り知れません。

冷静に見守り、適切な行動を心がけましょう。・・・平静な日常が1日も早く戻りますように・・・

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2011/03/10

Jazz JAPAN Vol.7

0041_3ジャズ・ジャパン7号"フォト・ギャラリー"に「ジャズ・テナーの肖像」と題して、グラビア・ページいただきました。

写真は、ご覧のスタン・ゲッツ、ウエイン・ショーターのほか、マイケル・ブレッカー、ブランフォード・マルサリス、ベニー・ゴルソン、デクスター・ゴードン。(あ、ロリンズ入れ忘れた!)

テナー・グレイトに想い出のメッセージを重ねてご覧いただきます、お楽しみ下さい。

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2011/03/09

1981年マイルス復活

0038_2 奇跡の復活と言われた1981年10月のマイルス・デイヴィス、日本公演の記録を追加しています。

過去の記事に続けてまとめておきたいので、公開日を昨年12月にしました。

右のカテゴリ "Davis_Miles" をクリックしてご覧いただければ幸いです。

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2011/03/06

鎌倉 規匠

0035 マンハッタンの橋で一番有名なブルックリン橋じゃなく、あまり有名でないウイリアムズバーグ・ブリッジをなぜロリンズは選んだのだろう。

ジャズの巨人ソニー・ロリンズが1960年代の一時期、聴衆の前から姿を消していた空白期に、イースト・リバーに架かる橋の上でサックスを吹いていたと言われる。

鎌倉規匠のCDジャケ写を見て、ロリンズの「橋」を思い浮かべた。

レインボー・ブリッジや横浜ベイ・ブリッジではなく、この若戸大橋をなぜ鎌倉規匠は選んだのだろう。

あ、そか!故郷の橋か!!橋の上でドラム叩く訳ないもんね。

"ジャズ批評"が選定する"ジャズ オーディオ・ディスク大賞"の3部門を鎌倉規匠の"I thought about you/R-men"が受賞した。

特別賞は制作側に、部門賞は作品に対して、そしてもうひとつは楽曲「赤い橋の下で・・・」、すなわち鎌倉規匠自身が獲得したものだ。

あ、そか!橋の上じゃなく、「赤い橋の下で・・・」ドラム叩いてたんか!!

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2011/03/04

杉本 喜代志

0033 1970年代の日本のジャズは、フリー系の動きも盛んで、その後クロスオーヴァーとかフュージョンの流れになってライブ・ハウスは元気一杯、多くのファンで大入り盛況だった。

その頃ジャズを撮り始めたぼくは、新宿ピットインや年末のオールナイト・ジャズ、ジャズ・オブ・ジャパンなど、結構あちこちで杉本 喜代志を撮った。ジャズの現場だけじゃなく、テレビの歌謡番組やアイドル歌手のバンド・メンバーとして顔や名前をずいぶん目にしたものだった。

そんなすごい経歴の"日本ジャズ界が誇る名ギタリスト"と言われる杉本 喜代志を、こんなちっぽけなジャズ・バー(店の人スマン)で間近に見れる聴けるとは、何と言うことでしょ〜

演りたい!奏りたい!と、気合いは熱く伝わって来るけれど、チカラはまったく入っていない自然体でスムーズなギター・プレイにたっぷり酔わせていただきました。

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2011/03/01

田口 悌治

0032

本拠地は福岡だけど、日本全国はもちろん N.Y.のジャズ・シーンでも活躍・・・多くのギグやレコーディング・セッションに引っぱりダコの実力派。

この人、ハイブリッドと言うか水陸両用と言うか、テクニックあって成せるワザですが・・・変幻自在のギターリストっぷり・・・引っぱりダコ、トーゼンです。

後ろに見えてるLPジャケットは、「私は何でも歌えるわ」と豪語したダイナ・ワシントンですが、何でも弾けちゃう田口 悌治、負けていません!

次回はダイナ・ワシントンとのデュオ、聴いてみたい・・・ムリか・・・じゃぁ高樹レイでガマンしてあげよう。

高樹レイとのデュエットは3月15日@銀座"BlueEyes"・・・絶対行く!

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