ジャズの殉教者
「コルトレーン:ジャズの殉教者」の出版記念パーティーで中平穂積氏からのプレゼントを掲げるのは・・・着物を粋に着こなす呉服屋の旦那、コルトレーン研究家の藤岡靖洋。
プレゼントは新宿"DIG/DUG"のオーナーで写真家の中平氏が、どうしてもコルトレーンを見たい(撮りたい)がために1966年にニューポート・ジャズ祭にまで足を運んで撮影したと言う貴重な写真。
コルトレーン研究に関して、素晴らしい仕事をした藤岡氏は、意外にもコルトレーン本人には会っていないと言う。
会ったことがない人に、これだけの愛と情熱をそそぎ続けられたのは・・・ジャズの可能性を極限まで追求し続けた男ジョン・コルトレーンの「魂」の仕業に違いない。
写真家は被写体に出会わないことには仕事が出来ない・・・ぼくの写真家デビューは1975年だから、コルトレーンを撮れなかった事が残念、と言うと・・・
あなたはマイルスに出会えて、いい仕事を残した幸せ者だと中平氏に慰めていただいた。
ジャズ・フォトグラファーとして憧れだった先輩カメラマンに認められた幸せ者は、嬉しくて・・・今夜も終電逃した・・・チェッ!
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