フィル・ウッズ(鈴木さ〜ん)
教室のピアノ、1台余ってるからあげるよ。
ヴォーカル・スクールをやってる鈴木さんからピアノもらっちゃった。
ピアノ弾けたらいいなぁ、弾きたいなぁ ・・・と、ず~と思ってたから、ぼくは早速『大人のピアノ教室』の看板を出してる近所のピアノ教室を訪ね、美人の人妻先生に「ぼくをビル・エヴァンスにしてください」と頼んで、多少の下心と共に大人のピアノ・レッスンを始めた。
<Let It Be>は多少弾けるようになった・・・まだビル・エヴァンスになってないので<ワルツ・フォー・デビー>や<いつか王子さま>はぜんぜん弾けない。(死ぬまでに弾いてみたかったけど、残り時間の関係でどうやら無理っポいな。)
フィル・ウッズを聴くたびに、ぼくはベル・ウッズ(鈴木)さんを思い出して「ピアノありがとう」と心の中で言ってしまう。
誰でも友達の中にひとりや二人いる(よくある名前)鈴木さん、英語でいうとベル・ウッズさん。あなたのお友達の鈴木さんにも「ベル・ウッズさ〜ん」と呼んであげたら喜んでくれます、ジャズファンなら特に。
Philip Wells Woods 1931年11月2日 マサチューセッツ州スプリングフィールド生まれ
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