投げ銭ライブ
このところ立て続けに「投げ銭ライブ」のお誘いを受けた。(最近の流行りかぃ?)
「投げ銭ライブ」とは、ミュージック・チャージ無しでど〜ぞお聴き下さい、聴いて満足されたお客様はそのお気持ちを演奏家に払って下さいね。(飲食代はしっかりお店がいただきますが)と言うシステムのライブ。
「投げ銭」と言っても実際小銭を投げてやる訳じゃなく、テーブルの上に置いてある可愛い小箱や綺麗なガラス瓶に入れる訳だが・・・
要するに、演奏家に対する支払い義務を主催者(店)が放棄して、聴きに来る客には「満足されたら100万円でも、退屈されたら1円でもいいっすよ」的な、出演者に対しては「内容がよければ数倍の儲けになるかもよ、でも、つまんねぇ演奏だったらノーギャラだってセロニアス文句言わせねぇよ!」的な...
*写真は元祖「投げ銭ライブ」 ストリート・ミュージシャン@カーネギーホールの前(注:今津雅仁ではありません)
「投げ銭ライブ」に不慣れなボク達は、オロオロしながら、いくら入れればいいかねぇ?とヒソヒソ話。お賽銭みたいなもんだから5円(ご縁)でいんじゃね?じゃなかったら115円(いいご縁)と貧乏な相方。
縁結びの神様じゃねぇんだから、普通だったら3~4千円だから半分の2千円ぐらいは入れとかんと失礼じゃね?と金持ちのボク、(どっちにしてもセコい)
でもさぁ良く考えてみれば、駅前の路上で楽器ケース広げてやってる奴らと違って、ちゃんとしたプロのミュージシャンだぜ。人出の多い行楽地で下手な曲芸やったり、猿をくるくる回らせて汚い帽子持って回ってる奴らと違うんだぜぇ。
結局5円と2千円の間をとって、ひとり千円づつをそっと小瓶に突っ込んで、逃げるようにライブ会場を後にしたボク達でした・・・(はっきり言って、相場が分からんのですよソウバが。)
さて、ここで問題です!
プロのミュージシャンのあなた!または、時々ジャズを聴きに行ったりする音楽ファンのあなた!
あなたは「投げ銭ライブ」ど~思いますか?自分のライブを「投げ銭」でやりますか?
もし「投げ銭ライブ」に行ったら、あなたは一体いくら投げ込みますか?
| 固定リンク
「 DIARY」カテゴリの記事
- #0252 1976年6月2日 George Mraz + Roland Hanna(2018.09.07)
- #0251 1976年5月30日 峰純子 ヴォーカル・コンサート Vol.1(2018.09.07)
- #0250 1976年5月30日 ズート・シムズ 4テナーバトル(2018.09.06)
- #0243 1976年5月29日 真夜中のジャズ(2018.09.05)
- #0232 1976年5月20日 ズート・シムズ @SOMETIME(2018.09.05)
最近のコメント