Bryant_Ray

2011/06/05

Rest in peace...Ray レイ・ブライアント

ブルース・フィーリングたっぷりにソウルフルなピアノで聴く者の魂をぐいぐいと引き込むようなレイ、得意のブギウギ・タッチでごきげんにドライブするレイ。そして、思いやりの深く暖かいレイ・ブライアントが大好きだった。
0097a 0097c '92年にレイの還暦を記念して制作されたアルバム「スルー・ザ・イヤー/オール・リクエスト」第一集、第二集のレイの手だけが写っているカバーはぼくの写真。タイトル通り日本のファン投票によるリクエストによる好企画。スタンダード満載でレイ・ブライアントの魅力が余すところなく発揮されている。
Rest in peace...Ray

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2011/06/04

レイ・ブライアント passes June 2nd

日本でも多くのファンを持つレイ・ブライアントはぼくにとっても特別な存在。'75年からステージ写真を撮り始めたぼくが面と向かってフォト・セッションを経験した初めてのミュージシャンがレイだった。

舞台での撮影の制約や条件のきびしさを少しずつ知り始め、おそるおそるジャズの世界に踏み込んでいった時期。与えられた条件下での撮影となるステージと違い、そのすべてをカメラマンが決定しなければならない義務と責任のある撮影だ ・・・加えてモデルは慣れないガイジン。

0096 コマーシャルフォトを志していた当時24才のぼくは某音楽誌の巻末にこう書いた。「いやはや、ミュージシャンを撮るってことは実に大変なのだ。可愛いモデルをニッコリ~パチリの方がどんなに楽しいだろうと思いつつ、ステージ、楽屋、はたまたホテル・・・。走り回ってまだ半年だけど「ジャズを撮る!」「音を撮る!」などと早く言ってみたい駆け出しカメラマン。以後ヨロシク!」・・・と。

レイを撮ることが楽しくないと言ったのではなく、逆にこの時のぼくの初体験がレイでほんとに良かったと今も思っている。マイペースで気むずかしいあのミュージシャンや、気が短くサービス精神の少ないあのシンガーだったら・・・ぼくのジャズ・フォトグラファーとしての道はたったの半年でプッツンと途切れていたに違いない。

ありがとう、レイ Rest in peace...Ray

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