DIARY

2018/09/07

#0252 1976年6月2日 George Mraz + Roland Hanna

二人とも 多くの来日回数を競うような 大の親日家 膨大なディスコグラフィーを見ると 70年代の初頭から共演盤もかなりの数にのぼる

19760602_252d1s 19760602_252d2s Hannaさんは 惜しくも2002年に没 Mrazさんは 後年に復帰を危ぶまれる大怪我をしながら回復したけれど 現在(2018.9)は病床にあって援助を求めています 詳しくは 彼のOfficial Website <georgemraz.com>へ

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#0251 1976年5月30日 峰純子 ヴォーカル・コンサート Vol.1

恒例化した峰純子リサイタルの これが第1回
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夫君:石塚孝夫氏のオールアート・プロモーションが招聘して 折しも来日中のローランド・ハナ(pf) ジョージ・ムラーツ(b) ドナルド・ベイリー(ds) がゲスト参加したコンサートの模様はライブ録音された

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2018/09/06

#0250 1976年5月30日 ズート・シムズ 4テナーバトル

19760530_251e2s ズートを加えた 4テナーズ 西条孝之介・ズート・シムズ・松本英彦・中村誠一

19760530_250d3s 19760530_250f6s 19760530_250e2s ズートはこの時 初来日だったんだね 5月20日「フィル・ウッズ・カルテット & ズート・シムズ @厚生年金」からスタートした日本公演は この日30日「ズート・シムズ 4テナーバトル @都市センターホール」で最終日

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2018/09/05

#0243 1976年5月29日 真夜中のジャズ

始発までのジャム・セッションは今も あちこちやってるけど 年末のカウントダウンの他に 昔はオールナイトの大きなジャズ・イベントが結構あったなぁ ・・・

19760529_245f5s このセットはフィナーレ 向井滋春(tb) 松本英彦(ts) 三井章夫(tp) 土岐英史(as) 池田芳夫(b) ジョージ川口(ds) ピアノは(見えてないが)板橋文男

19760529_243f1s 19760529_247d5s たしか新宿だったけど 数百人規模のこの会場 どこだったかなぁ?
19760529_248e1s 19760529_247c4s 歌姫:中本マリのステージは 益田幹男(key) 河上修(b) 渡辺文男(ds) 19760529_248g2s 19760529_248e4s

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#0232 1976年5月20日 ズート・シムズ @SOMETIME

1975年に野口伊織氏がオープンした「サムタイム」 この時 開店1年ほどの店内 ご覧のとおり当初からアンティークでジャジーな雰囲気は今も変わらず 大物ミュージシャンが来日を機に立ち寄ったり演奏したりするライブハウスの代表格だけど ・・・ こりゃまた すごいメンバーだね
19760520_232e3sL-R 西条孝之介(ts) 猪俣猛(ds) 荒川康男(b) Zoot 前田憲男(p)見えてないけど

吉祥寺をジャズの街にした男と言われた伊織氏は「サムタイム」以前にも60年代から「ファンキー」や「アウトバック」「赤毛とソバカス」「西洋乞食」など 斬新な飲食店を続々と開店させた

19760520_232f4s 写真家でもあった伊織さんとは マイルスをはじめ来日したミュージシャンのステージ写真を肩を並べて撮ったことが何度かあった ・・・ 2001年に惜しくも逝去

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2018/08/31

#0241 1976年5月25日 植田ひとみ

ジャズ・フィーリングを持った J-POPアルバム:初リーダー作「蜃気楼」を発表して注目を集めたころ 大きな瞳のひとみちゃんを銀座通りで撮らせていただきました。
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2018/08/02

#0238 1976年5月25日 アンドリュー・ヒル

“ピアノのエリック・ドルフィー”と称したのは 油井正一先生、ポストセロニアス・モンクとも言われた異才アンドリュー・ヒル

ギクシャクしたバランスの悪いメロディラインに取り憑かれたようなフレーズの繰り返し 虚しさを感じさせる長い沈黙 薄暗く追い詰められた不安感コンプレックス苦悩と評されたりもする変態ピアニストの代表
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アルフレッド・ライオンの思い入れも相当のものだったのかブルーノートに初リーダー作を録音してから 半年間に5タイトルを矢継ぎ早に発表して注目を集めたが 後年は複数のレーベルからアルバムをリリース ブルーノート復活後にも3作品を残している

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 一時的な不遇の時代に スイングジャーナル誌の当時編集長:児山紀芳氏の勧めで 日本のレーベルEast Windが録音した初のソロ・ピアノ・アルバム「Hommage」の流れでの初来日ソロ・コンサート @郵便貯金会館ホール

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2018/07/28

#0235 1976年5月24日 ギル・エヴァンス Orch

驚異のオーケストラがやってきた! 天才アレンジャー:ギル・エヴァンスが自己のオーケストラを率いて遂に来日
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メンバーは左から キース・ラビング(g) 川崎燎(g) ジェフ・バーリン(b) ウォーレン・スミス(perc) ギル(cond,pf) ボブ・スチュワート(tuba) スー・エヴァンス(ds) トム・マローン(tb) ジョージ・アダムス(ts) ジョン・クラーク(fr-h) 峰厚介(as) 篠原国利(tp) ピート・レヴィン(org,synth) ルー・ソロフ(tp)
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ギル・オーケストラに欠かせぬ存在 川崎燎 メンバーと会場側の仲介役も務めた
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リハーサル時も公演中も 片時もヘッドホンを離さないギル
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白熱のソロを展開したボブ・スチュワート/ジョージ・アダムス/ルー・ソロフ

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2018/07/27

#0227 1976年5月19日 笠井紀美子 @VAN99Hall

10代で上京してジャズ・クラブで歌い始めた笠井紀美子 ファースト・アルバムは大野雄二トリオ(水橋孝b 小原哲次郎ds)とヤマハホールで録音したライブ盤「Just Friends(1970)」 その後は マル・ウォルドロン(鈴木良雄b 村上寛ds)との共演「ONE FOR LADY(1971)」 峰厚介と「Yellow Carcass In The Blue(1971)」 かまやつひろしがプロデュースしてニュー・ロック色の「UMBRELLA」 ギル・エヴァンスをアレンジャーにスタンダードを歌った「サテン・ドール」 プーさんトリオ(菊地雅章p 鈴木良雄b 村上寛ds)で「What’s New」を次々とリリースした
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この時点ではここまで割とジャズ歌手・・・この翌年発表された「Tokyo Special」からはシティーポップ的な歌手に変貌していくんだけど 実は次作のレコーディングは既に終わっており この日のVAN99ホールは 中村誠一(ts,ss)が結成した新グループとのリハーサルだった
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2018/07/25

#0226 1976年5月18日 井野信義 @銀座スイング

● 最近、若手ベーシストの充実ぶりは著しい。例えば、岡田勉、井野信義、望月英明、大由彰、翠川敬基、そしてエレキの岡沢章等々。中でもその急成長と充実度において最も著しいのがここで取り上げた井野だと思う。それは例えば、日野元彦の最新アルバム「流氷(TBM-61)」での傑出したソロ・プレイを一聴されれば明かであろう。

19760518_226c5s_2 昭和25年3月生まれのこの男のジャズ歴は、高校卒業後ロック・バンドをやっていた時、当時六本木の「ネロ・ビアンコ」に出ていたベースの鈴木勲と出会ったことから始まる。彼の引きで自由ヶ丘の「5スポット」に出演するようになって昭和46年プロ入り。

従って、彼のジャズ歴における第1のキーパーソンとも言うべき師は鈴木勲であったが、彼がそれ以上にジャズ、さらに人間として、精神、技術の両面に渡って大きな影響を受けたのは、前衛ジャズの分野で活躍するギターの高柳昌行である。

4年前、高柳と知り合って以降、主流派ジャズのグループは中村誠一、土岐英史等いくつか変わったが、前衛分野では、昨年末まで、常に変わらずこの高柳昌行のニュー・ディレクションに加わってきたのである。

19760518_226b4s 「創作と創意はちがう。ジャズは小手先で作るのではなく、心で創るのだ」あるいは「日本でのジャズの演奏は、その歴史の浅さを見透してやれ」等々、彼のジャズの根底に係わる数多くの教えを受けたという。

そして、現在の井野のジャズへの基本スタンスは「一生ジャズを続ける」と言うところにあると言う。そのためには「感性とか感情のみに頼ったプレーは長続きしない。生活-人間-日本人といった泥臭さ、より深く根源的な所から出るジャズをやっていく」と力強く言い切る。

今年に入ってからの演奏活動の中心は日野元彦4である。この日野元彦というジャズしか知らぬ男の凄さに学ぶ点も極めて多いという。事実、このコンボへの参加は彼のプレイを何重にも大きく成長させたと思う。その結果、現在日本の最も充実したこのグループの大きな柱の1本としてその演奏を力強く支えている。

26才・体重86キロ・童顔・出っ腹・一男一女の父。広く、温かく、深い、それでいてその風貌に似ず鋭いジャズ・フィーリングを持つこの好漢の着実な前進に、是非ご声援あれ!!

 (スイングジャーナル誌 1975年5月号より転載/文:藤井健夫)

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