DIARY

2018/08/02

#0238 1976年5月25日 アンドリュー・ヒル

“ピアノのエリック・ドルフィー”と称したのは 油井正一先生、ポストセロニアス・モンクとも言われた異才アンドリュー・ヒル

ギクシャクしたバランスの悪いメロディラインに取り憑かれたようなフレーズの繰り返し 虚しさを感じさせる長い沈黙 薄暗く追い詰められた不安感コンプレックス苦悩と評されたりもする変態ピアニストの代表
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アルフレッド・ライオンの思い入れも相当のものだったのかブルーノートに初リーダー作を録音してから 半年間に5タイトルを矢継ぎ早に発表して注目を集めたが 後年は複数のレーベルからアルバムをリリース ブルーノート復活後にも3作品を残している

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 一時的な不遇の時代に スイングジャーナル誌の当時編集長:児山紀芳氏の勧めで 日本のレーベルEast Windが録音した初のソロ・ピアノ・アルバム「Hommage」の流れでの初来日ソロ・コンサート @郵便貯金会館ホール

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2018/07/28

#0235 1976年5月24日 ギル・エヴァンス Orch

驚異のオーケストラがやってきた! 天才アレンジャー:ギル・エヴァンスが自己のオーケストラを率いて遂に来日
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メンバーは左から キース・ラビング(g) 川崎燎(g) ジェフ・バーリン(b) ウォーレン・スミス(perc) ギル(cond,pf) ボブ・スチュワート(tuba) スー・エヴァンス(ds) トム・マローン(tb) ジョージ・アダムス(ts) ジョン・クラーク(fr-h) 峰厚介(as) 篠原国利(tp) ピート・レヴィン(org,synth) ルー・ソロフ(tp)
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ギル・オーケストラに欠かせぬ存在 川崎燎 メンバーと会場側の仲介役も務めた
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リハーサル時も公演中も 片時もヘッドホンを離さないギル
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白熱のソロを展開したボブ・スチュワート/ジョージ・アダムス/ルー・ソロフ

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2018/07/27

#0227 1976年5月19日 笠井紀美子 @VAN99Hall

10代で上京してジャズ・クラブで歌い始めた笠井紀美子 ファースト・アルバムは大野雄二トリオ(水橋孝b 小原哲次郎ds)とヤマハホールで録音したライブ盤「Just Friends(1970)」 その後は マル・ウォルドロン(鈴木良雄b 村上寛ds)との共演「ONE FOR LADY(1971)」 峰厚介と「Yellow Carcass In The Blue(1971)」 かまやつひろしがプロデュースしてニュー・ロック色の「UMBRELLA」 ギル・エヴァンスをアレンジャーにスタンダードを歌った「サテン・ドール」 プーさんトリオ(菊地雅章p 鈴木良雄b 村上寛ds)で「What’s New」を次々とリリースした
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この時点ではここまで割とジャズ歌手・・・この翌年発表された「Tokyo Special」からはシティーポップ的な歌手に変貌していくんだけど 実は次作のレコーディングは既に終わっており この日のVAN99ホールは 中村誠一(ts,ss)が結成した新グループとのリハーサルだった
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2018/07/25

#0226 1976年5月18日 井野信義 @銀座スイング

● 最近、若手ベーシストの充実ぶりは著しい。例えば、岡田勉、井野信義、望月英明、大由彰、翠川敬基、そしてエレキの岡沢章等々。中でもその急成長と充実度において最も著しいのがここで取り上げた井野だと思う。それは例えば、日野元彦の最新アルバム「流氷(TBM-61)」での傑出したソロ・プレイを一聴されれば明かであろう。

19760518_226c5s_2 昭和25年3月生まれのこの男のジャズ歴は、高校卒業後ロック・バンドをやっていた時、当時六本木の「ネロ・ビアンコ」に出ていたベースの鈴木勲と出会ったことから始まる。彼の引きで自由ヶ丘の「5スポット」に出演するようになって昭和46年プロ入り。

従って、彼のジャズ歴における第1のキーパーソンとも言うべき師は鈴木勲であったが、彼がそれ以上にジャズ、さらに人間として、精神、技術の両面に渡って大きな影響を受けたのは、前衛ジャズの分野で活躍するギターの高柳昌行である。

4年前、高柳と知り合って以降、主流派ジャズのグループは中村誠一、土岐英史等いくつか変わったが、前衛分野では、昨年末まで、常に変わらずこの高柳昌行のニュー・ディレクションに加わってきたのである。

19760518_226b4s 「創作と創意はちがう。ジャズは小手先で作るのではなく、心で創るのだ」あるいは「日本でのジャズの演奏は、その歴史の浅さを見透してやれ」等々、彼のジャズの根底に係わる数多くの教えを受けたという。

そして、現在の井野のジャズへの基本スタンスは「一生ジャズを続ける」と言うところにあると言う。そのためには「感性とか感情のみに頼ったプレーは長続きしない。生活-人間-日本人といった泥臭さ、より深く根源的な所から出るジャズをやっていく」と力強く言い切る。

今年に入ってからの演奏活動の中心は日野元彦4である。この日野元彦というジャズしか知らぬ男の凄さに学ぶ点も極めて多いという。事実、このコンボへの参加は彼のプレイを何重にも大きく成長させたと思う。その結果、現在日本の最も充実したこのグループの大きな柱の1本としてその演奏を力強く支えている。

26才・体重86キロ・童顔・出っ腹・一男一女の父。広く、温かく、深い、それでいてその風貌に似ず鋭いジャズ・フィーリングを持つこの好漢の着実な前進に、是非ご声援あれ!!

 (スイングジャーナル誌 1975年5月号より転載/文:藤井健夫)

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2018/07/24

#0224 1976年5月17-27日 TBM 5days in Jazz

1974年に初回が開催されたスリー・ブラインド・マイス・レコード(TBM) が主催する5日間のジャズ・コンサート・シリーズの3回目 @銀座ヤマハホール

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#0224 1976年5月17日 板橋文男3 今田勝Solo 山本剛3
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#0229 1976年5月18日 高橋達也 東京ユニオンOrch
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#0239 1976年5月25日 中本マリ

5日間のコンサートの模様は録音されて 後に(4種のライブ盤が)TBMから発売された ジャケ写も併せて紹介しておこう

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TBM-68 ガット・ザ・スピリット/高橋達也と東京ユニオン

TBM-69 サマー・タイム/山本剛トリオ 山本剛(p) 大由彰(b) 守新治(ds)

TBM-70 水野修孝の世界/宮間利之とニューハード・オーケストラ

TBM-71 シゲコ&マリ/戸谷重子 中本マリ
戸谷重子(vo,p) 中本マリ(vo) 山本剛(p) 大由彰(b) 楠本卓司(ds)

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2018/07/22

#0223 1976年5月13日 オスカー・ピーターソン DUO

疾走する抜群のスピード感 まるでホールを揺さぶるかのようにスイングするピーターソンのピアノ・プレイだけど・・・この日の中野サンプラザは本当に揺れた・・・演奏が始まって 観客がスイング感にぐいぐい引き込まれた時 地震!!!
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僕は2階席の最前列から ステージを見下ろしての撮影中 会場は一瞬どよめいて ピーターソンも気付いて客席に視線を向けたけれど演奏は中断しないで続けられた

19760513_0223g6s ジョージ・デュビビエ(b)

この時の記憶を確かめようと調べてみると・・・あるんだね・・・気象庁の地震データベース
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震央地:東京23区 M4.2 最大震度3

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#0221 1976年5月13日 石川昌 カウント・バッファロー TAKE-2

NHK教育TVの番組「ワンツー・どん」にカウントバッファローズを率いて出演 ファンキーなキャラクターで子ども達の歌伴を務めたり 打楽器やリズムをやさしく教えた 通称 石川のおじさん
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生涯アフリカを愛し 1990年に一家でケニアに移住して 晩年はアフリカの子ども達を飢餓から救う「フューチャーキッズ・プロジェクト」を発足して尽力した(情報はWikipedia から借用)
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Lf95023 前年(1975)12月録音のアルバム「EMERGENCY」に続く第2弾「EMERGENCY TAKE2」のレコーディング @田町のアルファ・スタジオ

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2018/07/20

#0219 1976年5月12日 My Dear Life/渡辺貞夫

19760512_0220f5rs 土曜日の深夜 FM東京で放送されていた番組「〜ブラバス・サウンド・トリップ〜 マイ・ディア・ライフ」の公開ライブ収録が 芝郵便貯金会館ホールで行われた
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豪華版 渡辺貞夫グループは 本田竹廣・渡辺香津美・岡田勉・峰厚介・つのだ☆ひろ・富樫雅彦・守新治・ジェラルド大下
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#0216 1976年5月11日 サミー・デイビスJr.

歌手・俳優・ダンサーで世界的なエンターテイナー Sammy Davis Jr.が来日 ホテルオークラで記者会見が開かれた

サントリーホワイトのTV-CMで日本での知名度を上げたサミー 会見中にもサントリーを手にそのワン・フレーズを茶目っ気たっぷりに見せてくれた
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ホテルオークラ・NHKホール・福岡九電体育館・大阪フェスティバルホールなどで行われた今回の公演を 僕は撮影することができなかったけれど・・・亡くなる前年の1989年来日時(フランク・シナトラ/ライザ・ミネリとの共演)の大阪城ホール・東京ベイN.Kホールでのステージ写真を後に撮ることができた(1990年5月没)

サントリーホワイトの話にもう一度脱線すると サミーのこのCMを発端に 以後続々とミュージシャンが起用された ロン・カーター・ハービー・ハンコック・エリス&ブランフォード・マルサリス・スティーブ・ガッドのガッド・ギャングやレイ・チャールズ 日本人では日野皓正・伊東たけし等々・・・菅原文太や小林旭も出演していたけれど やはりサントリーホワイトはジャズ・イメージの深いウイスキーと言える(Jazz & Café Gallery "Whisper”でも仕入れようかネ!?)

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2018/07/18

#0207 1976年5月7日 レッツ・スイング

ものすごい数の出演者が写ってるので 名前だけ羅列紹介

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19760507_0211c5s 19760507_0211d5s トニー谷・マーサ三宅・水島早苗・雪村いずみ・沢たまき・山﨑唯・旗照夫・レイモンド・コンデ・ティーブ釜萢・松尾和子

19760507_0208e4s 19760507_0212d4s 演奏陣は:森寿男&ブルーコーツオーケストラ・松本英彦・ジョージ川口・北村英治・世良譲 ほか大勢・・・いソノてるヲ氏・油井正一先生のお顔もありました

Let's Swing at 中野サンプラザ

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