#0238 1976年5月25日 アンドリュー・ヒル
“ピアノのエリック・ドルフィー”と称したのは 油井正一先生、ポストセロニアス・モンクとも言われた異才アンドリュー・ヒル
ギクシャクしたバランスの悪いメロディラインに取り憑かれたようなフレーズの繰り返し 虚しさを感じさせる長い沈黙 薄暗く追い詰められた不安感コンプレックス苦悩と評されたりもする変態ピアニストの代表
アルフレッド・ライオンの思い入れも相当のものだったのかブルーノートに初リーダー作を録音してから 半年間に5タイトルを矢継ぎ早に発表して注目を集めたが 後年は複数のレーベルからアルバムをリリース ブルーノート復活後にも3作品を残している
一時的な不遇の時代に スイングジャーナル誌の当時編集長:児山紀芳氏の勧めで 日本のレーベルEast Windが録音した初のソロ・ピアノ・アルバム「Hommage」の流れでの初来日ソロ・コンサート @郵便貯金会館ホール
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