2023/09/18
2023/09/16
2023/09/04
ミニチュア(ジオラマ)写真
そもそもカメラレンズのチルト(あおり)機能ってのは 奥行きのある被写体に対して手前から奥までバッチリピントを合わせるために考えられたんだけど ・・・ それを逆手にとって 前後をボカして奥行きのごく一部にしかピントが合ってない写真を撮ると 人工的なミニチュア(ジオラマ)を撮ったような写真が出来上がる この逆チルト技法をやってた奴は昔からいたんだけど 本城直希さんが注目されてから がぜん人気が出たようで スマホアプリや一眼レフのおちゃらけ内蔵フィルタにも「ミニチュア設定」が搭載された
元々はあおり操作(チルト-シフト)が可能なビューカメラの機能だったものを SLRで出来るようにしようと頑張ったのが CANON ・・・ だったけど 時は今デジタル時代 Now! 高価なカメラや用途の限られた特殊レンズを買わなくても フォトショで出来ちゃいますよ! 以前からいくつかの手順を踏めばできるワザだったんだけど 新バージョンのフォトショではフィルターのぼかしギャラリーの中「ティルトシフト…」でイッパツ!
コツとしては 実際ひとが模型を見るような見下ろす角度で撮ったもの コントラストやシャープネス 色相彩度を実際よりエグい感じで上げてから ボカしかけるといいかもです ・・・ 作例は 今は亡きWTCから見下ろしたブルックリン橋 今は亡きRCAビルから見たマンハッタンの夜景
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2023/08/31
2023/08/08
雨と風と光(北山建穂)
日本人は古来、空や雨、雪や月など、あらゆる事象に多彩な名前を付けてきました ・・・ のプロローグで始まる写真集「雨と風と光の名前」 雨・風・光・月・星の5つの章に「四季彩図鑑」の副題のとおり 自然の森羅万象を撮らえた季節ごとの素晴らしい写真に 美しい日本の伝統言葉が添えられています。
北山建穂氏は 栃木県日光市に在住 数々のコンテスト受賞歴のある写真家さん 第1作の写真集に魅せられて 素晴らしい作品の数々を見るたびに感動させられて この人には敵わないよなぁ… と思いながら いつも創作意欲をチクチクとつつかれる思いがします。(日常の情景を見る目も ちょと変わった気がします)
カメラを手に散策するひとにはぴったりの参考書として(撮影技法の解説は無いけど)また ゆったり時間にページをめくって 豊かに癒やされたいひとのために 前著2冊も併せて紹介しましょう。
1)「四季彩図鑑」
写真でつづる日本の伝統色
2) 四季彩 言の葉
「百色図鑑」
夢みる色・愛でる色
どちらも入手可能です
みらいパブリッシング
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