« coin de rue(小町通りの角) | トップページ | 被災地に行けない? »

あなたの思い出まもり隊

0078_g 【社会貢献学会・東日本大震災支援委員会】が、震災で泥をかぶったり水浸しになって傷んだ写真を修復する「あなたの思い出まもり隊」プロジェクトを進めています。

被災地で捜索回収した写真アルバムなどを、泥落とし洗浄しスキャンしたデジタルデータを修正修復したあとプリントしてお返しするボランティア活動。

ぼくは商売柄、画像処理ソフトを使えますので、このプロジェクトの発足当初から傷んだ写真を回復するデジタル処理の部分を手伝っています。

結婚式や七五三、成人式などや入学記念・卒業記念写真など、特別な日に写真館などできちんと撮影された特別な写真が来るんだろうなぁと想定していたのですが・・・

届けられた修正依頼の写真は、おばあちゃんが食卓に座っている写真、小さい子がその妹らしい赤ちゃんを抱いてあやしている写真、幼子を背負ったお母さんとその子の姉妹・・・

決して特別なものじゃなく、どれも普段の生活のシーンが切り取られた何でもない写真です。それが却ってぼくの胸を詰まらせます。

ぼくは写真家ですから様々な構成要素から写真を評価することができますが、ここにある傷ついた写真はそんなものを完全に超越してるんですね。いい写真とか好きな写真とか、特別な写真だとか大事な写真とかは誰かが決めるものじゃなく、その写真の持ち主(依頼主)の気持ちなんだなぁ・・・

個人情報は知らされないから、写ってるものが誰なのか何なのか、まったく分かりません。分かるのは傷ついてしまったその写真を何とか修復して、ずっと持っていたい「大切な思い出の写真」だと言うことだけ。

誰かの大切な思い出を守るため、クリック連打で、マウス持つ手がもうパンパンですよ、心地よい疲労です。

|

« coin de rue(小町通りの角) | トップページ | 被災地に行けない? »

DIARY」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1334398/40994082

この記事へのトラックバック一覧です: あなたの思い出まもり隊:

« coin de rue(小町通りの角) | トップページ | 被災地に行けない? »